令和6年3月11日、県庁建設部長室を訪ね、新田建設部長に対する提言活動を行いました。窪田会長から、あらためてメンテナンス工事の重要性と更なる事業推進を要請するとともに、
○メンテナンスに携わる技術者の適正な評価と工事成績評定の改善
○施工者の専門性を活かした多様な入札契約方式の試行
○橋梁MAEを活用した具体的な取り組みの推進
等について要望しました。協会顧問はじめ、同席メンバーからも力強い助言をいただきました。
新田建設部長から当協会に対し「『信州橋梁メンテナンス支援協議会』に設立当初から主要メンバーとして協力いただいている」等、感謝の言葉がありました。また、橋梁補修については「高度な技術力が求められ、適切に評価していく必要がある」との認識が示され、提言事項についても以下のとおり前向きな見解をいただきました。
○優良技術者表彰については、令和7年度表彰から「現地機関の推薦」とし、技術者が適切に評価されるよう検証していく
○工事成績評定の考査項目運用については、品質管理項目を別途定める等見直しを行い、令和6年度適用を目指す
○多様な入札契約方式については、「設計・工事連携型」を引き続き試行・検証していく
○橋梁MAEについては、補修工事と点検の包括的発注を引き続き試行・検証していく
等の回答をいただきました。
また、緊急輸送路における橋梁補修状況の把握等、DXを活用した県の取り組み等について紹介をいただきました。